エネルギーのやりどころ:Enegy Release

 こちらにしてはヒートワーニングの出る暑い日々が2週間続いたが、この週末はガクッと気温が落ちて秋の初めのような涼しい日々である。

 久々に会った友人と、韓国料理店でランチ。このレストラン、ついこの前まで串カツのお店だったが、いつのまにか韓国料理に変わっていた。私はビビンバ、友人はランチセットを。日本食っぽいお店はだいたいが韓国人オーナーか中国人オーナが営んでいるけれど、だったら韓国料理をやってほしいと個人的にいつも思っていたので、これはうれしかった。ただ、ビビンバというとつい石焼のイメージしかなかったけれど、冷たいバージョンが来たので、あ、そうか、これが普通なのかな、と思ったものだった。

 友人とほどほど半日外で過ごし帰宅するとダーリンもどこかに行った後で帰ってきた。ダーリンとの話はだいたいポリティカルな話になるのだけれど、「パリのオリンピックオープニングの最後の晩餐などのシーンなどがYoutubeから完全に削除されたよ。」というのが今日の話題だった。

 見ていない私は「何が問題だったの?」と聞いた。ご存じのように、ドラッグクイーンのグループや、トランスジェンダーのモデル、そのほかギリシャ神話の神に扮した裸の歌手など、一般人や他国の政治家の批判の声を浴びた開会式だったと言う事だ。誰かが『これをイスラエルでやったら偉い問題だ』と言ったり(もちろん!こんなことをしたらパリを燃やすだろうとダーリン)とにかく宗教がらみの批評は厄介だと思った。

 前回のTokyoオリンピックは私は見ていたわけではないのだけれど、日本の政治家やエリートたちが「非常に残念だった」とか「恥ずかしい結果に終わった」と口をそろえて言うのを聞いた。でも、すくなくても宗教的なことに触れない日本はいいよな、と思う。海外ではこういう厄介でセンシティブで面倒な問題がいっぱいすぎる・・・気がする。

 私が見るようなサイトや投稿だと、オリンピックのポジティブな面しかでてこないのでよく知らなかったし、オリンピック自体あまり興味がなくなっていてみていないのだけれど、批判というのはいつでもどこでもオリンピック開催中はありがちだし、珍しい話ではないけれど。

 それにしても、私だったらほおっておけばいいと思う問題をいちいち棚に上げたり腹を立てたりする人たちというのは、そういうことにエネルギーを発散しているに過ぎないのではといつも思う。人間、何かに向かって発散していないと生きていけない動物なんだろう。

 どこか私もエネルギーを余らせているので、友人とはもっと思いっ切り笑った時間を過ごしたいと思うなか、これもなかなか昔のように誰とでもというわけにはいかない、と学ぶ。なので、若者のYoutubeを見るのが楽しみなこの頃。あら、それこそ年を取っ証拠か!?

 また一週間💛