小事:A Small Matter

 ホンっとに、夏休みでもないのにブログをお休みしてしまったのは、日常があまりに普通過ぎるから、と言う事でお許しいただきたい。

 では、最近起きたことを象徴的に書くと・・・ちょっとしたおバカな間違えで、夜も眠れずあれこれとやってみたり、確認したり、まあそれはそれはあまりよくない夜を迎えたことがあった。で、こういう時、というのはいわゆる「心配が募ってしょうがないのにどうにもやれることはないという時」、どうすればいいかというのがある種の課題だった。と思う。

 トライしてみたこと。

1.もっと人生の生死にかかわるような経験をしている人達のことや、ものすごい度胸をもっている人たちのことを考える。例)セリーン ディオン、デヴィ夫人、銃で狙われてけがをしたトランプ元大統領、殺人容疑まで犯しながら決して監獄入りにならなかったアリス ドランというポール ギヨームという画家の元夫人。

アリスドランに関してはフランスガイドの中村さんを見て知ったので、くわしいことはリンクを見ていただければわかるのだけれど、3人も旦那を変えて、そのたびにお金をごっそり自分だけのものにしようという執着、そして、ぜったいにお金と持っているアートの遺産で何でもできると言う自信なのか、ここまで悪どく想像を絶する行為をする彼女はある意味すごいことだと思うのだった。でもそれなりにまずいと思ったこともあったはず。しかしお金の力を良く知り、あまりにも大富豪だったために怖いものが何もなかったのか、それは分からないが。とにかく、こういう人たちに比べたら、この問題はちっぽけすぎると言い聞かす。

2.こういう時こそ、ちょっと自分以外の人のことを考えてみて、人のために何かやれたらと思ってみる。普段自分のことばっかりだから、ちょうどいいのだと言い聞かせて・・・。一瞬自分の問題を忘れる。

3.人生で不思議な体験があっただろう。それを今もう一度思い出せ、とまた頭の中でよみがえらす。確かに不思議だったのだけれど、やっぱり並行して自分の問題が走っている。

4.自律神経を整えるヨガっていうのを動画を見ながらやってみる。眠れない。

5.眠れる音楽を流す。かえって眠れない。

6.本を読んでみる。目は疲れるのだけれど頭はキンキンしている。

7.美しい(心も見かけも)人のことを考えてみる。助けて~。

 一睡もせずに朝になった。不思議なことに、どこかギンギンして眠いというような感覚ではないけれど、何かがフワーとしているというか、手元が狂って用意していたスナックを床に全部こぼすとか、そういうことはあったけれど、朝のプライベートのクラス2クラス、問題なくこなせそうだった。そして実際こなせた。ただ、運転だけはちょっと信用しがたかった。

 結局、一番ちょっと気持ちが楽になったのは、朝になってもう一度確認して「今は何もできない」とやっと腑に落ちたことと、なんとなく大丈夫かもという気持ちが多くなったことと、そしてクライアントGが「多分何も心配することはないと思う」と一言いってくれたことだった。馬鹿なことしちゃったーと、笑顔交じりで話したらそう言ってくれたのだった。

 結論は、夜はどうしようもないと言う事で、待つしかない。そこへ行くと朝というのは素晴らしい。日はまた昇り日常が始まる。また一週間💛