また小さな楽しい思い出となる時間を過ごした。毎日とは言わないけれど、月に一回はこういうのできたらいいと思う。写真はOTチーム。左からセラピーアシスタント(以下TA)のメーガン(私と同じアシスタントだけれどフルタイム)、作業療法士(以下OT)のクリスティーナ、そして一番左が一か月間アパランティスシップで来ていたTA学生のプリムローズ。
この日は私以外はみんな出勤だった。プリムローズが最後の日でお別れになることもあり、ランチタイムにわがアパートメントに集合し、プチランチパーティー。ご覧の通りみんな若いので、まさに毎回若者エキスを吸わせてもらい、そしていろいろ学ばせてもらっている。
TAの生徒を受け入れるのはこれで6回目となるが、毎回いろいろなタイプで面白い。そしてだいたいが素晴らしい能力をそれぞれもっているから、尊敬、感謝、驚きでいっぱい。いや、誇張しているのではなくて。とりわけ25歳以下のレディー達には驚くし、またなによりかわいい。私が専門学校で学んでいた時のクラスメートたちとはどうしてこのような良い関係を作れなかったのか、と不思議にさえ思うけれど、学校と仕事場とはこんなに違うんだなと思う。それから、今のOTチームがかなりいい状況であることも影響しているのかもしれない。
生徒によってはマネージャーがその場でハイヤーしたくなる人もいた。ちょうどポジションが空く時だったというのもあるけれど、そういう例はどこでもあるようで、卒業前に就職先が決まったという人を在学中にも見た。
TAのメーガンとは、初めて私がこの施設で働くことになる時から一緒だったのだけれど、その時彼女はまだ22歳だか23歳だった。当時から大物ぶりは発揮していたのだけれど、彼女の若さと未経験さ、そして私の未経験さと未熟さがぶつかってか、正直あまりいい関係を作れていなかった。その後いったんバチェラーの学位をOT専攻でとりに学校に戻った彼女だったが、OTになるにはその後さらに2年のマスターの学位ーが必要で、なかなか入学も難しく、メーガンの後に入ったケイトが産休で休むことになった時に、マネージャーから直々声がかかり戻ってきたのだった。ケイトが家の近くの分岐施設でのTAポジションに受け入れられたので、メーガンがそのまま残れることになった。
時々2人でまだ入りたてだったときのことを思い出しては、お互いの成長を認め合う。OTのクリスティーナは週3日の出勤で、私とかぶる出勤日は週に一回しかないため、どうしてもメーガンと触れる機会のほうが多いのでOTよりも近くなる。一方クリスティーナも同様、私よりもメーガンと接する機会が多い。前TAのケイトがいたときはものすごく大変な時期で、チームとしてはマネージャーを入れて週に一回ミーティングを半ば強制的に授けられたほどだった。メンバーチェンジで何とかここまで来て、もちろんそれぞれに葛藤はありながらも素直にぶつけ合ってきている気がする。
なによりも、こういうチームワークを経験していることがありがたき機会だと思う。そしてこんなに自分の未熟さを自覚できる環境もないし、時々自分で誇らしくなるほど車いすの修理がうまくなったりして喜びを得れる環境もないかもしれない。今年はメーガンが結婚をする年であり、またいつメンバーチェンジが起きるかはわからないが、とりあえず次の生徒が2月末からくるので、新たな出会いを楽しみにしたい。毎朝喜んで出勤するには至らず、毎朝起きるのがつらい日々ではあるが、一度出勤したら最後、「今日も楽しい日だった」という感想で終わっていく。
また一週間💛