ようやくUniqloがカルガリーにオープンすることになって、オープニング日が平日だったために、よし、行って見てみようと気楽に半ばわくわく(なんせイベントというとこのぐらいの楽しみ)しながら行って見た。
ところが・・・。モール内にオープンしたUniqloだけれど、モールの外まで長蛇の列。とくにコレクションを扱っているわけではないから、そんなことはちっとも想像しなかった。
もちろんオープニングの3日間は、ガラガラのくじ引きみたいので汽車の旅が当たるとか、Uniqloの買い物バッグをもらえるとか、コーヒーのサーブとドーナツがもらえるとか、それなりに付加価値がついていたし、開店前の一時間前9時にはJapaneseSocietyの和太鼓のパフォーマンスがあるとか、お祭りっぽい感じはあった。でも、それを目当てに長蛇の列とは思えない。と言う事は、みんな待っていたのね~!!!と、さすが、もう世界のUniqlo、庶民のUniqloであった。
もう、素直におめでとう、Uniqloという気持ちであったが、何時間待った末に仮に中に入ったとしても、フィッティングに並び、お会計にまた並び、という予感がして、この日はあきらめることにした。
といっても、私はこのモールに、結局ランチもして他の店をふらつき、2時間ぐらいはいたのだけれど、なんのなんの、この列は短くは確実になってはいたものの、案の定まだまだ待ちつづきだった。このモール、Chinookといって、カルガリーでは一番大きいかな、というモール。でありながら、まだないものだらけ。MUJIはオンタリオ州、モントリオール州、ブリティッシュコロンビア州にありながら、アルバータにはない。COSもこの州にはない。最近Nordstormという百貨店っぽいお店もカナダでは閉店となった。理由として私個人が思うに、カナダはマーケットが狭くて、品ぞろえが悪いということが一つあると思う。そして気候や環境が厳しいライフスタイルだから庶民が必要なものがそんなになくて、高級百貨店で買う客はいても、まだまだ人口が意外と少ない?と言う事で需要が追い付いていないか、カナダドルでやたら高いと感じるか、そんなところではないかと思う。
そんな中、このユニクロの長蛇の列には驚いた。明らかにZARAに行く客層とは違っていて、あらゆる人種の方、そしてファミリーっぽい方々なども多かった。きっとこの週末から今月いっぱいこんな感じかな?と思っているけれど、聞いたところ9月11日には、オンラインでオーダーした商品のピックアップができるという。それがなぜいいかというと、カナダでは79.99ドル買わないと、郵送費が無料にならないということがあり、ピックアップする場合はそれがなくなるのであった。
それから、アルバータでラッキーなことは、州のタックスがないということで、他の州で買うより安いと言う事。これはオンラインでも同じ結果となる。
日本では売り切れ筋の商品が必ずしもこちらで同じではないのはやっぱり実用性のせいだと思うけれど、とにかく冬物は誰もがベーシックに欲しいものがそろっているといってもいいユニクロ。些細な楽しみとなった。どうか、いつもいつも混んでいませんように。
また一週間💛