家族支援:Family Support

 写真は最近久々に州立公園Peterlahe(ピタラヒー)へハイキングに行った道で遭遇したヤギの親子。

  本日のおしゃべりは、日本と多分相当違うと思うカナダの子育て補助金について。

 すごい!とびっくりしたニュースがこれだった。"Canada Child Benefit has gone up and you could get nearly $7,500 per kid, tax free" 日本の子供を育てる親御さんが見たらびっくりするのではないかと思う。6歳までの子供を持っている家庭には、その子供あたり$7500が支給される。しかも、Tax Free(だいたい政府からお金を支給されると、年始の確定申告にあたるタックスリターンで結局ひかれたりするのだけれど、それが0)。6歳以降は17歳まで$6275の年間の補助金がある。こんなの日本であり得るのか?私は日本での子供への政府からの支給金というのを全く知らないのだけれど、これだけ支給されていれば女性は躊躇なく子供をデイケア―に預けられるし、ちょっと高い大学への入学も、まあ何とかなるのではないかと思ってしまう。

 これは、その家庭の収入の額にかかわらずと言う事で、お金に余裕のある家庭はさらにラッキーだと思う。すごいなこれ。子だくさん万歳? なんてことを話していると、ダーリン曰く、デイケアの費用が一か月1000ドル近いと言う事だったけれど、でも、6歳後も補助金がでていて、しかも17歳までとはやっぱりかなり太っ腹待遇と言えると思う。実際カナダは人口を増やすことに一生懸命のよう。

 

 それからカナダは最近、様々な国の入国のVisaを免除することにした。モロッコもその国の一つで、いままでVisaなしでは観光であっても全く入国できなかったが、突然とても容易になったのだった。モロッコと言えば、カナダには、特に東側のケベック州に多くのモロッコ人が住んでいる。とうぜんその家族や親せきはカナダに来たいし、またはカナダ在住の人々は家族をカナダに招きたいと考える。ところがモロッコでのビザ申請は男性しかできず、女性は男性が代理になってやってもらうという形を取り、意外とすんなりいかないことも多い。ダーリンの弟は、彼の息子をカナダのサマースクールに入れたいと、ある夏、家族分のビザを申請したことがあった。ダーリンともいろいろな計画を練っていたのだけれど、Visaは降りなかったという悲しい経験がある。

 しかし今ならだれでも大歓迎という感じなのである。願わくは、自然やアウトドア以外にももっと魅力的な文化面がそろえば最高な国なのにな・・・。とは、ねだりすぎだろうか。

 最近、我がアパアートの上の階のテナントが変わり、どうやらウクライナからの子供のいる家族のようだ。夕飯時などは「どどどどー」と走る音が絶えないのだが、子供ときたら何も言えない。。。この家族、しばらくウクライナの国旗をベランダに堂々掲げていたのだけれど、アパートにはいろいろな規制があり、旗もその一つで規制に反するらしい。昨日私のベランダにその国旗がたらーんといきなりぶら下がってきたのだった。徐々に上に持ち上げられて、おそらくたたんでしまわれたのだろう。このご家族も、政府からの子供援助金をもらってありがたく過ごすに違いない。ま、よいよい。

 また一週間💛