日本回帰:Japan Trip

 た、ただ今アルバータ・・・。ほぼ丸一か月空いてしまったこのブログも再び。美しい日本、パラダイスの日本から帰ってきて、例によって何かもらって具合が悪く、なかなか抜けないジェットラックでボーとしている。こちらはやっと緑がちらほら見えてきたぐらいで、やっぱりまだまだ茶色い景色。

 今回はダーリンも一緒だったことで少々長めの休暇で、しかもザ・観光という予定を立てて、普段日本国内の旅行なんてあまり計画したことも実行したことも、またまたそういう趣味があるわけでもないく、どちらかというと苦手なほうなのに、私にしては頑張ったと自負している。それからまた、やったことのない経験をさせてもらえたという意味ではよかったのではないかと◎。

 関東では海老名に滞在しほぼ毎日東京へ繰り出した。地方は近畿地方へ。伊勢、奈良、京都と旅をしてみた。当初は熊野古道を経験したくて伊勢から全部レンタカーの予定だった。事前に「国際免許証が必要だ」と言った私を信じずに、「ヨーロッパでもどこでもカナダの免許証を見せるだけで問題いない」とダーリンが言い張り、ネットで予約ができた、というので、そのままなるようになれとほおっておいた。結果、国際免許証は必要だった。

 幸いにも現地に行って借りようとしてダメになったという超じたばたは避けられ、一日前にそのことをはっきりすることができた。これが、ちょっとしたハプニングで分かったのは本当に幸いだったと思わざるを得ない出来事だった。

 いきさつを話すと、一日前に新幹線を予約しようと携帯で調べてみると、4日ぐらい後まで新幹線の予約ができない、と、どのウェブでも出てきてしまい焦り、前日は一日予定の立て直しをしていたのだった。夜間バスを使うとか、新幹線を使わずに行くことを考えたりしたけれど、どうかな?という感じ。そこでダーリンが、海老名からレンタカーをしていってしまおうと提案した。

 早速地元のレンタカーを2社あたってみると、2社とも国際免許証の提示を要求してきた。やっぱり・・・。そこですでに予約をしてあるという伊勢のレンタカー会社に電話をして再度確認し、結局レンタカーは国際免許証の提示なしにはできないとはっきりしたのだった。言わんこっちゃない。

 問題の新幹線のほうは、みどりの窓口に行って聞いてみると、「5分毎に走っている新幹線なので、全く席がないということはあり得ない」と言われ、自動切符売場で何の問題もなく購入することができた。一件落着だったわけだ。

 いろんなことが日本は日本の独自のルールがある、ということを小さなことも含めて目のあたりにした気がして、私はこの独自性が「このまま続けばいい」と思った。ダーリンにも「日本は独自なのさ」と言う事が少しわかってもらえていたらいいと思う。

 例えばいろいろなところで英語の説明が明記されていたり、英語で対応できる人というのも増えたけれど、まだまだ日本語を理解できることの利点のほうが多いし、まだまだキャッシュオンリーという状況も多かった。またはキャッシュのほうが便利だった、と言おうか。私はそう言う事をひっくるめて、このままでいい、と思ったし、そんな「不便」な一面がうれしかったのだった。

 桜はすでにほぼ散った後ではあったが、遅咲きの八重桜が見れた。チェリーブラッサム価格の美しい日本の旅行をしばらくつづっていこうと思う。どうぞお付き合いを。

 また一週間💛