Silvan Lakeの友人が、私の住むCochrane(コークレン)の15分西にあるGost Lakeという近辺に新居を立て(願わくば)来年の夏ぐらいに越してくることになった。
まだ何も立っていない敷地ではあるが、ビルダーさんと家の外の壁の色を決めなくてはならないとのことで、いろいろな調査かねてこちらへ来るというのでご一緒しさせてもらい、そのあとは日本人の友人ならではの「ここ行って見ようか」というお店をチョイス。それが日本の抹茶専門店Tsujiri。カルガリーにあり、最近ここで、2種類ではあるがミールのサーブがある。普段ウナギは食べないが、また雰囲気と「せっかくだから」精神で頼んでしまった。
本場日本でのクオリティーには断然劣っているだろうものの、まあまあおいしく楽しんだ。ひつまぶし風にだし汁をかけて食べるようになっている。卵はちょっと甘くて私好みではなかったが、白玉にかかっているきな粉や黒蜜がおいしく完食。白玉よりきな粉と黒蜜だけ食べたい気分だった。
この日は日曜日。いろいろな人が小さい店内に来ていて大変混んでいた。持ち帰りで飲み物やデザートだけを買っていく人もいれば、店内席に座って私達のようにランチを楽しむ人々も。お隣は、手を引いてやっと歩ける高齢の女性と、その嫁か娘かと思われるカップル。明らかに嫁(または実の娘)さんのチョイスで来ているとわかる。母親っぽいほうは、小さい取り皿みたいのをもらって、そこにほんのちょっとご飯を分けてもらって手を付けたのかつけてないのかという感じだった。もちろんいつものように私の想像は広がって、勝手なストーリを頭の中で作り上げていた。
窓際のカウンター席にはアジア系の男性と、10歳ぐらいに見える娘さんがすわって、父親であろうその男性はスマホでいろいろ何かやっていた。娘さんはその横で抹茶ソフトクリームを楽しんでいた。ここのソフトクリームは一つ7ドル以上するから、つい自分の幼少時代を思い出して、100円、50円、もしくは30円のアイスを買ってもらえればうれしかったのに、リッチな世の中だわ、と思った。
そんなことを友人に話すと、「なんかあの男性多分ここのオーナーか関係者だと思う。さっきから入ったり出たりしてるんだよね。」と、彼女も劣らず観察していた。なるほど、子供のお守りと仕事を兼ねているとしたら、とりあえずアイスクリームをあげておくという手段で、しかも自分の店となればお安いものだ。
この日、Gost Lake付近までは彼女の車で、そのあとは私の車でいろいろ楽しんだのだけれど、運転がすごく好きではないのだが、人といるときは運転している側のほうが好きだと思う。その理由は人はなぜか助手席に座るとおしゃべりになるからだ。もちろん運転する人は運転に集中していなくてはいけないからそれほどしゃべれないかもしれない。例外ももちろんあって、以前話したタクシードライバーなんかは、断然私が聞き役だった。
朝10時から会って、最終的には家でちょっとお水でもとあがってもらい、そこからしゃべること1時間では足りず、6時近くになってしまった。2時間近くかかる家路なので、もっとしゃべっていたかったが、また会える時を楽しみにこの日はお別れ。よく遊んだーという一日だった。
短い夏。今年はまたあつーい!と言ってもカナダレベルで。
また一週間💛