帰りの準備:Prep For Return

 ロンドンはグリニッチを後に、Bristolという町へ。ここには4泊5日の滞在だったのだけれど、そのうちの2日はBathという町と、WallsのCardiffという町に電車で訪れたので、そんなにじっくりとはいれなかったものの、今まで行ったUKの中ではかなり好きな街となった。

 Bathは確か世界遺産に登録されている街だから、行ってみて価値のある街だったと思う。Cardiffは、ダーリンが人と違ったことをやりたがる性分で、誰もあまり話題にしないWallsに行ってみようと思ったということで行ったのだけれど、特に行かなくてもいいかなという、おすすめはしない街だったと正直に伝えよう。けれど、それなりによい経験をした。それぞれの町での風景やら何やらは、また追ってブログでつづりたいと思う。

 それにしても、いろいろなことがカナダよりも進んでいるのは、すべてにおいてプレブッキングとか、QRコードで予約するとか、いろいろな案内までQRコードのダウンロードとかで、ロンドンについてすぐにSimカードというのを購入しなかったら、文字通り、何もできなかったであろうというシステム。Covidはこういうタッチレスシステムの促進によいきっかけとなったのであろうけれど、本当にダーリンがいてよかったとつくづく思う。ちなみに、前回の日本帰国時でSimカードを購入して、書いてある通りに設定したのに、ちっとも役に立たなかったというまたしても情けないテクノロジー音痴の自分であった。

 道が塗装されているほうがまれで、履く靴が限られるカナダの生活とは違い、歩くだけで感慨深い石畳とか、一件塗装されていないように見える芝生の脇道も埃の立たないようにやっぱり塗装されていたりする道とか、4月でもいつでも緑が変わらない芝生とか、すでに開花している多くの花とか、とにかく古い建物を何とかそのまま残してある風景など、素敵と思うものは多い。いつもと違う都会なバケーションを楽しめたわけだけれど、イギリスのリピートは多分お腹いっぱいでもうないかも、と思う。特に美術館関係か買い物が目当てで来る以外、ロンドンってすごく魅力的かというと、おそらくかなり昔と変わった(質が落ちた)ような気がする。何がと具体的に言えないけれど。

 ファッションなんて、カフェでピープルウォッチングをしていても、全く素敵な人を見かけられない。これはCovidのせいか?全くわからないけれど。ただ単に私の趣味にあっている人が少ないだけかもしれない。まあピープルウォッチングを楽しめるだけでもかなりのご賞味ではあるのだけれど。

 早くも明日はBristolを出発してロンドンに戻り、ダーリンはそのまま旅を続けるためガトウィック空港のホテルへ。私は翌日カナダに帰るためヒースロー空港のホテルへと向かう。あっという間の私のバケーション💛 やっぱりカナダを出て場所を変えるバケーションはいいわー。またどこかへ。

 次回は振り返って旅をつづろうと思うのでどうぞまたお付き合いを。